遺産相続と形見分けの違い

家族の誰かが亡くなったとき、悲しみの気持ちから少しずつ立ち直り始めた頃に「始めなくては!」と思い立つのが故人の遺品整理ではないでしょうか。故人が生前に終活の一部としてある程度、私物の整理をしていてくれていれば、残された家族の負担も少ないでしょう。一方で死は突然に訪れるものでもあります。遺品整理に四苦八苦された経験のある方も多いはずです。
一般的に相続の対象となるのは、故人名義の預貯金や不動産だけではありません。経済的な価値があるとみなされるものはすべて、相続財産となるのです。具体的には、骨董品、高価な和服・絵画などがそれにあたります。これら相続財産は、故人が生前に遺言書を残していなければ、法定相続人が法定通りの割合で相続することになります。
相続の対象とはならなかった故人の遺品については、具体的に誰が受け取るかという法的な定めは特にありません。つまり誰が受け取っても良いということになります。経済的な価値を見いだせない故人の遺品については、形見分けというかたちで親族や友人などに受け取ってもらうことができます。

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