突然人が亡くなると出てくるのが、遺品整理です。遺品だからといって故人の不要なものだから、もらうからいいだろうとはならず、実は遺品にも相続税がかかるので注意しておかなければなりません。
まず、相続税は住宅や車、預貯金だけにかかるものではなく高価な美術品などにもかかります。そして、相続税が発生するときはその相続した財産のプラスの部分からマイナスを差し引いた金額になります。ただし、遺品に関してはあまりマイナス部分がないので、高価な美術品などを相続した場合は相続税がかかってしまいます。一方で、処分しなければならないものも多いでしょう。
そういったときには、遺品整理の専門業者にお願いするのがおすすめです。相続税がかかる条件は、相続した財産から負債を引いてさらに基礎控除額を差し引いた金額になります。基礎控除額は3000万円と600万円×相続人の数になるので、高価な遺品がある場合はなるべく生前に話し合っておきましょう。