遺品整理と相続は同時進行で

身内が亡くなった場合は悲しさが先に立ちますがそんな事を言ってられないほど葬儀など準備から何からやる事が多いので忙しくなります。
しばらくは遺品整理などはとても気が回らないでしょうが、四十九日まで終えたら遺品整理は早めに始めた方が良いのです。
遺品整理は故人のそれまで使っていたたくさんの持ち物を整理していくのですから大変です。
しかし故人の亡くなったのと同時に相続は開始しています。
相続の為にも相続財産を探し出すことにつながる遺品整理は早めに済ませてしまうのが望ましいのです。
ですからなるべく遺品整理では、相続財産となりうる可能性のあるものから優先的に整理して見つけていくようにします。
骨董品や株券、ゴルフの会員権など価値の分かりにくいものも中にはあります。
また、意外な所から借用書が出てきてしまう場合もあります。
万が一、相続財産に借金が多くて全体としてマイナスになるようならば相続放棄するのも検討しなければなりません。
その場合の相続放棄の手続きも、期限を過ぎると出来ないので要注意です。

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